ミヤマ採集初陣

ここ最近天気がパッとしなかったが、今日だけ天気が良い。前に研究室の同期と後輩と約束をしていたのもあったので、今年初のミヤマ採集へと出かけた。

 

今回は日中のルッキング。

道すがら良さげな木が続く一帯を見つけては停まって周囲を探した。

しかし、探し始めてから1時間経ってもなかなか見つからない。

樹液が出ている良い感じの木があっても、申し訳程度のスジクワが挟まっているばかりだ。

 

そんななか、ようやく良い木を一本見つけた。ハナムグリやチョウやコメツキムシが樹液に集まっている。

私が木の裏側を確認しようとしたら、後輩の嬉しそうな声。

「上にいます!」

見上げると、エゾ型と耳状突起のあのシルエットがはっきり見えた。初物はテンションが上がる。

 

網で取り込もうとしたら、後輩が車からレジャーシートを持ってきた。準備の良さに感心しながら無事確保。

かっこいい!!

立派なアゴの良個体だった。

久々に見たせいか非常に大きく見えたが、ノギスを当てると5ミリほど縮んだようだ(65ミリでした)

 

その後もミヤマ三昧が続く!

 

 

...と思われたがそんなことはなかった。

自らのルッキング能力の雑魚さに焦りと嘆きを覚えながら、小歯やメスのミヤマやコクワを少々見つけてタイムアップ。

まだまだ弱い。

次回はさらなる樹液ポイント開拓と灯火採集の場所を選定できたらいいな〜と思いながら家路についた。